タンポポから学ぶ基礎の重要さ

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表面上は見えない所で強さの秘訣がある

ふと家の外を出たら目についたタンポポ。

土なんか殆どないアスファルトや石垣から咲く一輪の花。何気ない景色かもしれないけど、改めて見ると、その生命力・美しさにちょっと感動してしまった。

調べてみると、このタンポポ、相当に生命力が強いらしい。踏まれて平気なのは勿論のこと、葉や茎、花を刈られたり毟られたりしても容易に再生するようだ。

何故これほどまでに屈強であるかというと、『根』にその秘訣があるらしい。

なんと根の長さが50センチ以上あり、中には1メートルにも及ぶそうだ。生命の維持活動に必要なエネルギーの大半をこの根に蓄えることで、普通の植物では到底生き残れない所でも、花を咲かせる事が出来るらしい。

何というか、筆者が語る基礎の重要さと色々な所で共通していて、とても感慨深い。

しっかりと『根』という基礎が確立していれば、例え『葉や茎が刈られようとも』揺らぐことない。一方で、見た目はとても華やかだったり強靭そうな植物があったとしても、『根』が脆ければ、本当の意味で力強いとは言えない。ちょっとした環境の変化に対応出来ず、すぐに枯れてしまうことだろう。

本当の意味で揺るぎない強さを手に入れるためには、見えない所で地道に努力する必要もあるだろうし、例え頑張ったとしても、すぐ結果に現れず、身を焦らす思いをすることだってあるだろう。

しかし、その『葉や茎が刈られる』ような出来事があろうとも、『根』という名の基礎を着実に伸ばしていくことが大事であると思う。そのような思考が出来れば、より多くの人が、きっと上級者へ近づくことが出来るはずだ。

こうした何気ない発見があると、少し得をした気分になる。そう思う瞬間だった。

コメント

  1. とあるスマブラー より:

    地味にわかりやすいですね