スマブラの大会で上位を目指すために必要な事

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誰もが憧れるオフ大会の壇上

1月26~28日にはEVOjapan、2月11日には闘会議という大規模な大会が開催され、スマブラforもしっかり種目に入っており、今まで以上の活気に満ち溢れている。

その晴れ舞台で勝利を収めれば、多数の観戦者から喝采を受け、注目を一身に集められるだろう。その時の喜び・達成感は筆舌に尽くし難く、何事にも変えられない体験をさせてくれる。管理人も、かつてそのような舞台へ入り、頂点を味わったことがあったが本当に素晴らしい体験であった。最も、管理人のそれは何年も前の話ではあるが(スマブラXの初期~中期頃)。

自分もそんな晴れ舞台に立てるようになりたい!…と思っている方もきっと多いだろう。そんな方にとって、本記事がその指標になってくれれば幸いである。

本記事は、大会で上位になるためのマニュアルではない

これについて、事前に断りを入れておくべきだろう。記事のタイトルから、大会で確実に上位になれる道筋や段階、手順を期待していた方には申し訳ないが、そのようなことは本記事では書かれていない。第一、管理人もX世代の全盛期と比べたら大会に出場する回数はめっきり減った上、その時のような輝かしい戦績を残しているわけでもない。今も昔も、単純なスマブラの強さで言えば、自分より強いプレイヤーは数多くいるだろうし、forではXよりそれが顕著であることも自覚している。

では、本記事で何を述べるのかというと、大会で上位になるための必要な心構えや信条、覚悟しておくべき点などだ。いわば管理人のスマブラ…ひいては対戦ゲームにおける勝負哲学である。

Xとforではゲーム性に若干の違いがあるとは言え、似ている点も非常に多い。根本的な所は殆ど変わってないとさえ言えるだろう。システム的なことや基礎的なことも、Xからの応用・流用が充分出来たとも言っても良い。だからこそ管理人は、Xと比べ時間が殆ど取れていないforであっても一定以上の強さはキープし続けていられる。それこそ、オフ勢やガチ勢でない人たちが相手であれば一方的に勝つことが出来る程度に。また、大会で上位の人が相手であっても、ある程度ならまともに戦えるレベルの強さもある。そしてそれらは、どれだけスマブラをやっていなくても持ち続けていられる自信がある。

だから、大会で上位になるために必要な管理人の勝負哲学は、forであっても先々まで通用すると考えられるものであり、今よりずっとあとになってからも当てはまる内容だと自負している。

したがって、本記事は上位になるためのハウツー的なものではない。具体的な戦術とかテクニックなどに至っては、一切書かれていない。そのようなものは、勝負哲学においてそれほど重要ではないと考えているからだ。具体的な戦術とかは、過去記事でいくつも書かれているので、それを見てくれればと思う。

前置きが長くなってしまったが、そのことを理解した上で本記事を読んで欲しい。タイトルも完全に釣りと言うわけではないが、読者を引き寄せるためにあえてこういう表現にしたという自覚はある。どうかその点をご了承いただきたい。この記事での管理人の狙いは、読者がこれまで触れたこともない視点から勝負論を述べ、それを皆に伝えることだ。「そんな風に考えたことはなかった」とでも思ってくれたら、しめたものである。それでは、始めていこうか。

どれだけ強くてもダメな時はダメ

これはスマブラだけでなく、対戦ゲーム(eスポーツ全般)、ひいてはアスリート全般(もちろん通常のスポーツも含む)に言えることである。この手の世界は他のトップクラスの戦いを見てもらえば分かる通り、いくら実力があったとしても負ける時は負ける。

『勝負は時の運』と一言で片付けたら少々乱暴が過ぎるが、基本的にこれがあらゆる勝負事に該当する。そして格ゲー(もちろんスマブラも)に絞って言えばそれがスポーツ系よりも顕著となる。何故かと言うと、ゲーム系はスポーツ系ほど身体レベルでの差がつけられないのもあるし、読み合いという要素がこれ以上無いほどに運要素を強めているからだ。

人間の反射神経は限界があるので、見えない行動は見えない(よくネタにされる『小足見てから昇竜』はウメハラ本人が出来るわけないと断言している)。見えなければ相手の動きを予測するしか無いのだが、それを百発百中で当てられる人は存在しないだろう。もちろん、スポーツ系でもその事象はありうるかもしれないが、見てからの対処が一切不可能な事象やそれに伴う読み合いの発生頻度は、格ゲーと比べたら遠く及ばない。

いくらキャラ対策で知識を集めたり、操作練習に時間を費やして精度を上げていっても、この読み合いから発生する偶発的要素を、常に避ける術は何人たりとも持たない。そのような読み合いが発生しない・常に避けられる場合も時にはあるだろう。しかしそれは、どうしようもない程キャラ性能の差があったりプレイヤー同士の実力差があったりして、実現しているだけに過ぎない。

一つ結論を言おう。上記の要素があるため、どれだけスマブラが強くなろうと、大会であっさり負ける時は負ける。例え他の大会で上位の成績を収めたプレイヤーであったとしても例外ではない。

ある大会では上位の成績を取れたにも関わらず、他の大会では予選落ちし、本戦出場すら出来なかったプレイヤーが何人もいるのだ。冒頭でチラッと言ったEVOjapanや闘会議でも例外なく、そういった人がたくさん出ている。

どれだけ実力を積み上げていっても、格ゲーに内在する偶発的要素を排除することは出来ない。どれだけ努力しようと、どれだけ強くなろうと、負ける時は負ける覚悟が必要だ。そして大会では、数々の努力・積み上げていった実力がすぐに報われるとは限らないということにも留意すべきだろう。上記で述べた実力者ですらこうなのだから、そうじゃないプレイヤーはどうなるか…。想像に難くないはずだ。

だがこれは、逆に考えてみれば、例えいくら相手より実力で格下だったとしても、大会で上位の成績を偶然取れる可能性だってある。そういう時は、運勝ちとは思わず、「運も実力の内」ということで、素直にその戦績・観戦者からの喝采を甘んじて受ければ良い。

このような精神・気楽さを持ち合わせていれば、一つの大会の戦績で一喜一憂することは無くなるはずだ。

そして、これだけ偶発的要素があるにも関わらず、たった数回の大会の成績だけでプレイヤーの格付けをすることが、いかに安直であるかも分かるだろう。一つの大会だけで完全に格付けしようものなら、それこそ論ずるに値しない程度のものとなる。上記のような思考・勝負哲学を持ち合わせていれば、そのような意見・非難は取るに足らないと見なし、それで動揺することなく冷静でいられる。

大会で上位を狙おうと思っているのなら、こうした心構えを持っておかないと大会で結果を残せなかった時に、立ち直ることが出来なくなる可能性がある。たった一度、大会の戦績が悪かっただけでそうなってしまうことさえあるのだ。そして観戦者らに「所詮この程度か」と一蹴され、それを鵜呑みにしてしまう可能性だってある。上記のような覚悟がないまま、大会で上位を狙うことがいかに精神的にキツイか分かるだろう。たった一度しか大会がない…とかであればまだ分かるが、スマブラforに関して言えば、大会は何度も定期的に開催されているのでその心配は無用だ。例え大規模な大会であっても、年に一度くらいの割合で開催されているものが多い。

大会で何度かあっさり負けても当然。勝って結果を残せたら儲けもの。

この思考は、大会で過度に緊張しないためにも大事な要素だ。是非身につけておきたいところである。

精神力が大会では最重要

対戦ゲームは、その時々での精神的な差が勝負の結果に大きく関わってくる。

一方、運動の要素があるスポーツでは、あまり頭で考えなくても体が動きさえすれば、全う出来る種目があるので、例え精神的に押されようとも、他の要素(主に身体的な要素)でどうにか出来ることもあるだろう。※
※少々乱暴が過ぎる言い方で、スポーツ業を生業としている人からすれば鼻につくかもしれないが、飽くまでゲームと比べたらの話なのでお許し願いたい。

だが、ゲームでは上述したように、スポーツほど身体面での差がつけられないので、精神的要素を大きく受けるのである。画面を見て、それを頭で処理するのがゲームである以上、精神面で相手に押され、頭が真っ白になれば最後、読み合い・テクニック・コンボなどのあらゆる面で大きく支障をきたす。
何せ精神的に乱れたら頭での処理能力が落ちるのは、人として当然なのだから…。

普段は出来て当たり前のことが出来なくなるのは、この精神面からくると言っても良い。

そしてこれが大会になると、更に精神的要素が顕在化する。

精神的な要素からくる緊張が最大の敵に誰しもがなりうるのだ。これは頭で分かっていても、すぐにどうにかなるものではない。大会の結果に関係しない野試合であれば、相当な強さを持つプレイヤーが、いざ大会になると緊張し、その強さ・持ち味を全く生かせずに終わることが往々にしてある。

もちろん、緊張しやすい人とそうでない人で、精神的な動揺を起こしやすいかそうでないかが変わってくる。それは大会の結果にも直結するし、緊張しにくい人・精神的に強い人はそれだけで大会ではプラスとなるのだ。これもある意味では才能と言って良いだろう。

しかし、緊張しやすい人も諦めないで欲しい。この「緊張しやすい」というのは、精神的に言えばマイナスの要素でしか無いのだが、克服できる類のものだ。一番手っ取り早い克服の方法はただ一つ。大会に定期的に出場し、その空気に慣れることである。

これはオフ勢からすれば至極当然の事であり、知らない人の方が少ないとも言えるかもしれない。だからこれは、オンラインでのスマブラがメインで、大会で結果を残したいと考えているプレイヤーを対象に言っていることだと思って聞いて欲しい(スマブラはオンラインとオフライン、どっちが人口が多いかと言えば間違いなくオンラインなのだから)。

精神力が大事と思っている人は、ある程度ならいるだろう。しかしそれが、操作精度やキャラ対策と言った要素を遥かに上回るレベルで重要になることもあると考えている人は、少ないのではなかろうか。大会で上位の戦績を収めたいと思っている人の中で、上記のことを聞いてもぱっと頭に思い浮かばない人は要注意だ。

普段の自宅でやるスマブラと、大会の会場でやるスマブラとでは、何から何まで全く違ってくる。自分の好きな姿勢では出来ない可能性があるのはもちろんのこと、相手プレイヤーの試合中のリアクションに驚く、周りがうるさくて集中できない、かと言ってヘッドホンやイヤホンを付けたら違和感があって集中出来ない…なんて事がよくある。これらは飽くまで具体例の一つであり、通常のプレイからは考えられない、精神的な意味で阻害される要素がたくさんあるのだ。

このように、精神的な要素が大会で上位になるためには必要…ってレベルの考えでは全く足りず、大会で上位を取るためには、精神力があらゆるゲームの要素を凌駕する最重要項目というぐらいの認識でいてもらいたい。

これは、大会で上位を狙おうとしている人は、実力者が多いことも関係している。基礎や実力で差をつける事が、上級者同士となると難しくなるからである。だからこそ、ここまで述べた精神力の差が、大会の結果として如実に反映されてしまうのだ。

今回、あえてスマブラに焦点を当てずに対戦ゲーム、ひいては格ゲー視点での大会に関する事を述べた。こうした考えはスマブラだけでなく、あらゆるゲームの大会でも通用すると思っている。本記事に書かれた心構えをしっかり持つことが出来れば、大会で他のプレイヤー相手に差を付ける事もきっと出来るだろう。

それではまた。皆の健闘を祈る!

コメント

  1. とあるスマブラー より:

    更新お疲れ様です。
    「自分の好きな姿勢では出来ない」の一文に個人的にすごく共感しました。
    つべで大会動画見た後自分も試に画面を少し遠くに離したり椅子に座ってプレイするとなんとも言えない違和感を感じました。椅子の上であぐらかいてプレイする人ってそんな違和感というか負担を軽減するためでしょうかね?

    • サウザー より:

      その通りです。
      しかもプレイヤーによっては、椅子の上のあぐらどころか、座布団を持参して床の上でやっている人もいましたね。
      まさに人それぞれって感じです。

  2. Xe より:

    更新お疲れ様です。動画の方もいつも楽しく見てます!
    正直、大会なんてプレッシャー強すぎて操作できる自信も無ければ参加する勇気もないです。それでも、何回もそういう場に行って慣れて、精神力を鍛えることが重要なんですね。
    オフ勢のサウザーさんでもそういう場にはたくさんいくんですか??気になります。

    この記事とは関係ないんですが、CFを使っていてカムイとベヨ対策に悩んでいます。

    ベヨは横必殺をガードするぐらいしか明確に反確をとれることがないです。あとは崖上がりからの空中横Bに横スマッシュを合わせるぐらいです(初見殺しかつリスクも高い)。ベヨの上B、横B、空N共に判定強すぎておちおち復帰阻止にもいけず、失敗し崖外に出されるとベヨの空Nでほぼ帰れません。それも上から帰るか下から帰るかのベヨにとってはノーリスクの二択で、択に勝てればCF側が何%でも撃墜可能で嫌になります。

    カムイは上Bの判定が強く、飛距離が長いせいで復帰阻止できず、陸上でも空N連打と引き行動を徹底されるとどうしようもなくて困ってます。

    私はこの2キャラに限らずほぼ全ての敵はステステと小ジャンと空上を使ってフェイントをかけながら間合いを詰めて、隙を見せれば攻めるといった戦術を意識しています。最適な間合いは相手の横回避に弱と空上を当てれる位置だと思って管理しています。それでも勝てない相手には勝てず、上記のとおりベヨとカムイには勝てない事が多く、理不尽さも感じます。

    サウザーさんがこの2体と戦う時、何を意識しているのか。また、こんなことで悩む私に助言できることはないでしょうか。いっそ改めて色んなキャラに対してのCFの立ち回りや、どのキャラと戦うにしても言えるCFの戦い方を、動画だけではわかりにくい事などを記事にしてまとめてくれたらなぁって思ったりしてます(;ノдノ;)。