言動には一貫性を持つべし

言動に一貫性のない人は、信頼性・人間的価値が地に落ちる。
別に信頼性が無くても構わない、人間的価値が低くても気にしないと言う人もいるかもしれない。しかし、そうなると、自分の話をまともに聞いてくれる人は、やがて誰もいなくなるだろう。人は、他の人と一切関わりなく過ごす事は、まずない。社会生活を送っている人は言わずもがなであるが、学生であろうと、フリーターであろうと、例え引きこもりのニートであっても、誰かとは関わりがあるはずだ。完全に人と関わりを無くすには、無人島で完全に一人の状態からサバイバルをするぐらいの事をしなければならないだろう。

そして、それは対戦ゲームの世界であろうとも変わらない。対戦相手がいなければ、対戦ゲームは成立しない。自分の信頼性・価値が無くなれば、相手がどんどん自分から離れていく事態になり、対戦することもままならないだろう。

だからこそ、自分自身の信頼性・価値を貶めて得になることは何一つないし、そんなことは避けたいと思っている人が大多数であるはずだ。

今回は、そうならないために重要な事の一つ、『一貫性』について、話していこうと思う。

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何故、一貫性が大事か

例え、人に厳しくい人であっても、優しい人であっても、それだけで信頼性に直接つながるとは考えにくい。人にどれだけ厳しくても、言動に一貫性があれば、最低限の信頼性はある。そして、人に優しくても、言動が二転三転する人だった場合、その人の事が信頼できないと思うのでは無かろうか。このように、信頼性と言動の一貫性は密接だ。他人が納得するような一貫性を持っていれば、多少性格に問題があろうとも、ついてくる人はいるかもしれないのだ。

よって、人の信用を語る上で一貫性というものは重要だと言える。これは、他人への扱いが多少変わった所でどうにかなるものではない。

一貫性の大事さを具体例から学ぶ

もっと分かりやすく理解するために、2つの具体例を出そう。一つは筆者が実際に仕事場で遭遇した事例で、もう一つは時事問題方面からの事例だ。

  • 筆者の仕事場で起きた事例

筆者の職場のとある先輩から言われた事例だ。その先輩は、仕事の技術面では卓越したものを持っていたが、無断欠勤・当日での急な休み届けを月に数回行う常習犯で、しかもその欠勤を時には有給扱いにしていると言う、勤怠面では擁護不可能な一面を持っている人がいた(最もこれは、そのような行いを許している職場の病院側にも問題があると言えるのだが)。

そして筆者が新人であった頃、休日届けを申請・相談した時に以下の様なことを言われたのだ。

「職場で報連相が出来ていないくせに休みの申請だけはしっかりするんだな」
「休みの相談をもっと早くしろ。配慮が足りない」
「普通、新人でそんなに休みの事を言う人はいない」

などなど、自分は勤怠面でやりたい放題しているにも関わらず、筆者の休みのこととなったら、それを難詰する。相手は自分より10年以上も経験がある先輩で、仕事の技術面では申し分ないし、お世話にもなっているのだが、自分のことを棚にあげてこのような態度を取るせいで、信頼性は地に落ちている(少なくとも筆者の中では)。百歩譲って、筆者に至らない所が他に色々とあって、そのような態度を取ったかもしれないが、それを差し引いても、言動に一貫性が無いばかりに、相当な理不尽と感じる人が大多数ではないだろうか。

  • 時事問題の事例

今回は、沖縄県知事の翁長知事を具体例として挙げてみよう。

彼は、アメリカの基地移設等には、積極的に断固反対の姿勢を出しており、渡米して直接抗議をするほどであるのだが、一方で中国に対しては、尖閣諸島での度重なる挑発行為があるにも関わらず、反対の姿勢を積極的に見せていない。幸福実現党が以下のような要請文を送ったことは記憶に新しい。

  1. 八重山漁業者の操業の安全と生活を守り、沖縄県民の生命・安全・財産を守るために、我が国政府に対し、中国政府への抗議を強く要請すること
  2. 国防・外交という我が国政府の権限を超越して訪米までして基地問題について訴えをしているが、中国による領海侵事案については政府任せであることが決してダブルスタンダードではないことを県民に説明すること。

幸福実現党公式サイト 度重なる中国の尖閣侵入に対する抗議要請より

沖縄県の事を第一に考えているのであれば、いや極端な話、第一に考えていなくても、中国に対する態度は目に余る行為であると言えよう。中国とアメリカとで態度が極端に違いすぎている。これもまた一貫性のなさを象徴する良い事例であり、沖縄県民を始め、日本国民の彼への信頼性は、このままでは地に落ちてしまうと言えよう。

決して他人事では無いことを忘れないように

上記の具体例は、極端な例ではあったかもしれないが、やはり一貫性のなさが引き起こした問題点であることを如実に表していると言える。そして、筆者を含めたみんなもその可能性があることを念頭に置く必要があるだろう。

例えば、対戦で煽られるのが大嫌いなプレイヤーであるにも関わらず、その人自身が相手を平気で煽ったりしている人も当然該当するし、他人の戦法批判や愚痴を非難している人が戦法批判・愚痴をしていたのではお話にならない。

自分自身の価値を貶めないためにも、言動に一貫性があるかどうか、今一度、振り返ってみると良いだろう。特に同じ趣味の世界の人同士でこのような事態が起こることは悲しいことだ。

楽しいものが楽しくなくなってしまう可能性だってあるのだ。その点ゆめゆめ忘れないようにしていく必要があるだろう。

コメント

  1. 皮村 より:

    >>その非常識な先輩
    平気で何度も無断欠勤するとか、考えられないな…。
    他の人たちに だいぶ迷惑をかけて、悪いとか思わないのかな…。

    そういう悪質な人間はクビにして、一度 痛い目に遭わせた方が絶対に良いと思う。(病院のためにも、世の中のためにも。)

    俺も今まで 色んな職場で、色んな最低な奴を見てきたよ。

    他人に長時間残業を強要するくせに 自分はすぐに帰る奴やら、(しかも、自分は非正規なのに)
    平気で他人に危害を加えるくせに やたら善人ぶる奴やら、
    自分もミスするくせに 他の人がミスをしたら難癖を付ける奴やら、
    他にも色々な…(ry

    今は幸(さいわ)い、周りが良い人ばかりだからストレスなく働けてるが、一時期 ホント辛かった。
    毎日ストレスが溜まってた。

    • とあるスマブラー より:

      ガイジ発見
      そのまま尊厳死してどうぞ

    • サウザー より:

      結果さえ残していれば、他の職員の事を考えずやりたい放題していようが許されている現実があってとても精神的にキツイですね。結局それで他の職員の離職に繋がる可能性もあるので結果を残していようと会社にとっても損になるとは思うんですけどね。
      俺は平社員レベルの人間なんで、自分ひとりではどうにも出来ないのが辛い所です。

  2. とあるスマブラー より:

    言動に一貫性のないウメハラは信頼されてるよ

    • とあるスマブラー より:

      否定のつもりかは知らんが他の要素が一貫性の無さ、またその知名度より強く信頼性を得るなら必然だ。

      • サウザー より:

        ウメハラ氏は、圧倒的な知名度と実力を持っている方だから、多少言動に一貫性が無くても信頼されていると思います。最もあまりに行き過ぎた一貫性の無さが露呈すれば、どれだけ実力を持っていようが、信頼が落ちる可能性はありますね。それは某一流アスリートの問題発言からも伺えます。

  3. 植島 より:

    うんうん、わかる!

  4. 論破厨(笑) より:

    煽られるのが嫌いだろうが煽る事で一貫性が無くなる事は無い。嫌いでも煽る事に悪く言ってる訳では無いからな。
    言う必要無いけど言わないとムズムズした。

  5. 論破厨(なんとなく転載許可) より:

    煽りへの対処法(スマブラ目線)+コメント

    スマブラ等の煽らー達はまず例外無く楽しむため、ストレス発散位の理由でしか煽らない。言わば本気で無く気楽にしても良いのだ。煽られた時煽らーでも無く煽りで返すのはナンセンスだ。不毛な争いに身を任すだけなのだから。その上相手が煽るのを待ち、煽り返す煽らーと同等になってしまう。そしてマナー違反だ。つまり煽り返してはいけない。また、例え完全論破出来る内容でも名前欄でのやり取り形式、相手の動き等に制限される事、相手は煽りありの上、経験者である可能性などから言い返すのはかなり難しい。じゃあ逃げるか?それで良いなら最善の手だがモヤモヤしないか?ならどうするか。前に書いた様に相手は言わば遊びだ。義務感など無く煽りで嬉しくなりそれへ対抗しても勝てばさらに嬉しくなる。つまり煽りが効かない様にみせてかつ戦いをしない方法が最善と言える。万能策は「www」とでも言い返す事だろう。相手の遊びを否定しつつ面白がっている事から効いていない様に見せれる。そして一番重要な煽り以外でも捉えられる事だ。ただ素直に面白い人だと言ってる様にもとれる。こじ付けでもこれはマナー違反では無い。また煽られる内容は実力、待ち等だがまず全てに通用するだろう。その後は即抜けで、また会っても同じセリフを使い、「逃げるとか草」と来たら「wwwww」みたいに草を増やそう。「逃げるとか草」に対する言い返しとなるからだ。まずこれだけで必勝だろう。例外を挙げるなら相手が「www」などで中性的に切り出した場合だろう。ミラーでも良いかもしれないがこの場合は「?」や「いいプレイだろう?」みたいに相手を誘おう。そして相手が動いた後に「www」とすると威力増し勝利。攻め無い方法として他に挙げるなら「煽りとかかなしい」や「つよかった」などの煽り無関係の、受け流しからの怖じ気させる方法だな。人によっては更生を兼ねたこちらの方が良いだろう。最後に勿論論破可能ならしたければすればいい、一つの方法だ。以上のこれらが使えない煽りといえば上から目線のアドバイスだろうか。それには素直に「ありがとう」等か「うえからめせんいや」とでもすれば良い。「うえからめせんわら」はもはや煽りなのでやめよう。また、特に相手が煽らーぽいなら準備完了せず相手の動きを伺うべきだろう。さらに相手の動きと同時に即抜けもありだ。後予備知識として名前欄では10文字まで。それと定型の「www」などを前もって作っておくといいだろう。この様に考えれば煽りなどいくらでも対処できるのだ。
    煽らー達はマナー違反でもゲームの機能そのものを使って自らを満たす努力をしている。人ごとに生き方があるこの世では避けられ無い事なのだ。自分を守りたいなら挑発に乗らず、考え、こちらも相応の手段を用いて戦わなければならない。相手を悪者とし、自分を正義と決めつけ努力を怠るなら幸せは逃げる。嫌味な上司は自らの欲望を満たす者であるがそれを可能にする周りがある。だからこそ欲望を満たそうとしていて見方を変えればそれは人生を華やかにする手段を用いているだけなのだ。その人は悪いだろう。だが悪くもないのだ。その状況を生み出したこの世と自分の運の悪さに悲しめば良い。しかしただやるせ無く思い詰めてはいけない。今回の煽り対策の様に状況分析を行い自らの最善の手を考え抜き、やれるだけやったとやるせなさを飛ばす事でより幸せを掴む事ができる。もう一度言おう。こんな事は何処にでもある。なら諦める?違うな。それは思考する事を諦めている。諦めて良いのは考えもせず自己憐憫に浸ることぐらいだ。こうすれば悪環境でも少し位すっきり爽やかになれるだろう。
    うん、長文の上おこがましいアドバイスだった。
    為になったら自己満足だけじゃ無いな。
    俺は崇高なる煽らーだがな。

    • サウザー より:

      煽られるのは嫌いだけど、煽る事は悪く言っている訳では無いから一貫性が無くなる事は無いと言うのは詭弁な感じがします。
      自分がされて嫌なことを平気で他人にする時点で、一貫性はありません。
      これは暴力などに例えたら分かりやすいでしょうね。
      ・暴力を他人にするのは好きだが自分がされるのは御免被る。
      ・暴力は好きだ。だから自分が暴力をされる覚悟も持っている。
      どちらの方の印象がマシでしょうか。恐らく大多数が後者の方がマシと言うでしょう。

      そして煽りの対処方法についてですが、確かにコメントにあるように、あれこれ考えて対応するのも一つの手でしょう。しかし、筆者はそんな人相手に1秒でも時間をかけることそのものが勿体無いと感じているので、即座に遮断、スルーをしますね。
      スルーに勝る煽りへの対処方法は無いと思っています。