キーコンフィグのすゝめ

キーコンフィグは上手く設定すれば有利な展開へ持っていける

各種コントローラのボタンの配置をキーコンフィグ(以下キーコン)によって変更することが出来る。これはXからは存在していた仕様だ。キーコンは、上手く設定することで操作難易度を減らすことが可能だ。そのことにより、操作精度が求められる場合にて成功率が上がり、ひいては勝率向上へ大きく貢献することも十分に有り得る。

基本的にキーコン設定が禁止されることは、現環境ではほぼありえないと思って差し支えないため、キーコン前提で試合に臨んでいたにもかかわらず、キーコン禁止で試合にならないというケースは無いと言えるだろう。

そこで今回は、管理人が実際に設定している、キーコンを照らし合わせつつも、キーコンの意義についての考察をしていこう。

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キーコンの特徴

まずはキーコンのメリット・デメリットについて整理していこう。各々の特徴を把握することで、キーコンへの理解も深まりやすくなる。

【キーコンのメリット】

  • 設定次第で操作精度が格段に向上する。
  • 操作ミスが減ることに繋がり、対戦に集中しやすくなる。
  • デフォルト設定では、ほぼ不可能な操作も成立したりする。

上記のようなメリットが存在すると言えよう。いずれのメリットも勝率に直結しかねない大きなメリットであり、自分にとって理想の設定をすることが出来れば、設定しない時と比べて戦いやすさが大きく違ってくることもある。

事実、大会上位勢を始めとする、いわゆるガチ勢はその殆どがキーコン設定をしている状況だ。キーコンをしていない方で、少しでも勝率を上げたいと思っている方であれば一考の価値があると断言してもいい。

【キーコンのデメリット】

  • 変更に慣れないうちは操作がおぼつかないことが多い。
  • キーコンを変えることで、却ってやりにくくなる操作もある。
  • 一度キーコンに慣れきってしまうと、キーコンなしでの対戦ができなくなる可能性も。

特にキーコンの設定を大きく変えた場合、今までずっとやっていた操作感とは全く異なってくることも多い。よって、初めのうちは安定した操作が出来なくなることも多く、これはいわゆるキャラ替えに近い状態とも言えよう。キーコンを大幅に変えて戸惑うことが無いようにするためには、そのキーコン設定が本当に必要かどうか熟考する必要があると言える。

また、キーコン変更は往々にして、かつて出来ていた操作ができなくなると言った事態が十分に起こりえる。それぞれ一長一短の関係になっている場合も多く、迷いの種になりやすい。そうなれば、各種メリット・デメリットを天秤かけてどちらに選択するか決める必要がある。

そして、一度キーコン設定に慣れてしまえばもう設定なしの状態には戻れないことも多い。管理人もキーコンなしでやろうとするとまともに戦えないレベルまで染まっている。これが直接的なデメリットになることは、現在では殆どないのだが、公式のスマブラ大会とかで、進行に影響が出るためにキーコン設定が禁止されていたこともあった。そうした場合致命的な影響を及ぼすこともしばしばだ。


それぞれメリット・デメリットがあるのだが、現環境ではメリットの方が大きいと言えよう。勿論、それは自分にとって理想のキーコン設定が出来ていればの話であることは言うまでもない。

しかし、キーコンをしたことない人からすれば、どのようにすればよいのか検討もつかないことが多い。そこで今回は、管理人が実際に設定しているキーコンを見せていき、その理由も含め、具体的に解説していこうと思う。そうすることで、少しでもキーコン設定の目安になってくれれば幸いだ。

管理人のキーコン設定

管理人のキーコンについてだが、実は自分の投稿している上記の動画、『オフ勢の最速ガチタイマンPart.7』でも少しこのことで触れていた(後半のコメント返しコーナにて)。今回はこの場を借りて、自分が設定しているキーコンの理由を詳しく解説していく。それでは、初めていこう。

これが管理人のキーコンとなる。

変更点等をまとめると以下の通り。

  • 振動:ON→OFF
  • 弾きジャンプ:ON→OFF
  • ABスマッシュ:ONのまま
  • Lボタン:シールド→ジャンプ
  • Yボタン:ジャンプ→つかみ
  • Cスティック:スマッシュ→攻撃

それぞれ1つずつ解説していこう。

振動:ON→OFF

この部分は完全にお好みで構わない。管理人は振動で気が散ってしまうので、振動OFFにしているが、逆に振動が無いと落ち着かないプレイヤーもいる。

特に悩まずしっくり来る方を選択すれば良いだろう。

弾きジャンプ:ON→OFF

これを用いる最大の理由は、空中ジャンプを残した状態で安定して上Bのみを出せるようにするためである。弾きジャンプONの状態であると、弾き入力をすれば当然空中ジャンプが発生してしまう。スティックの上弾き入力とBの入力を同時にすればジャンプを残した状態で上Bを使うことが可能であるが、その同時入力は1Fたりともずれてはならない。何故なら、空中ジャンプは1Fで発生するからである。ほんの一瞬でも同時入力がずれたら、無残にも空中ジャンプを消費した状態で上Bが出てしまう。復帰阻止された後のことを考慮すればキャラによってはジャンプ残しの有無で生死が決まることだってあるのだ。管理人の使うファルコンというキャラは復帰に難がある方のキャラだから尚更だ。よって弾きジャンプOFFにしている。

しかし、当然のようにして弾きジャンプOFFにもデメリットが存在する。それが上り空中攻撃が出し辛くなることである(特に空上)。弾きジャンプONであれば、左スティックのジャンプとCステの空中攻撃入力で難なく上り空中攻撃を出すことが出来るが、弾きジャンプOFFになると、ジャンプボタンでジャンプしてから空中攻撃を出さなければならないため、コントローラ右側の入力が忙しくなりがちである。

特に空上は弾きジャンプONであれば、左スティック上弾き入力+AボタンorCステ上入力で可能なため非常に簡単である(但し、弾きジャンプで空上を出す場合、上スマッシュの暴発には注意が必要。ジャンプ移行中に上スマ入力がされるとジャンプをキャンセルして上スマになる)。一方で弾きジャンプOFFの場合は、ジャンプボタン入力+左スティック上入力+AボタンorCステ上入力となり、どうしてもジャンプボタン分の手間が掛かる。

管理人も、初めはここのデメリットが如何ともしがたいと思っていたが、それを他のキーコン設定と併用することで、このデメリットを克服した。

ABスマッシュ:ONのまま

途中から追加されたこの機能。管理人はONのままにしており、実際に活用している。理由は、C攻撃に設定したことで難易度が格段に上がってしまったダッシュ反転横スマを少しでも出しやすくするためである。

初めはAB同時入力が中々できず、B技が暴発したりしてえらい目にあっていたが、最近は割りと安定してABスマッシュでのダッシュ反転横スマが出せるように成りつつある。

やはりダッシュ反転横スマの難易度が少しでもマシになる点は見逃せない為、AB入力に伴うデメリットを考慮したとしてもABスマッシュONでの活用に至った次第である。

Lボタン:シールド→ジャンプ

弾きジャンプ設定の最終欄で述べた、OFFによるデメリットの克服とは、この設定のことである。

ガードや緊急回避は右のRボタンで行い、左のLボタンをジャンプに設定することで、上り空中攻撃時に右側のボタン入力の忙しさを減らすことに成功した。また、スティックでの弾きジャンプでやるよりも、空中横移動の制御がしやすくなっており、空中最大横移動も容易に可能となった。

基本的に、GCコンは右側にボタンの数が集中している関係上、左側にあるボタン(即ちLボタン)は暇になりやすい。それをよく使うジャンプボタンとして用いることにより、忙しくなりがちな右側のボタン入力との分業に成功。管理人からすれば非常に快適な操作となった。

また、最速上り空上に関しても、Lボタン+Cステ上と入力することで、簡単に出せるようになったのも大きい。勿論、左側でのボタン入力が増えていはいるが、先程述べたように左側は右側より暇になりやすいため、慣れれば忙しさを感じることも全くないレベルになるだろう。

これのデメリットとしては、シールド入力を右と左で使い分けていてどちらも必要にしている場合は、この設定が厳しいかもしれない。

しかし、シールドボタンが一つだけになってしまうという難点を補って余りあるメリットが、このLボタンジャンプにはあると考えられたため、この設定にした訳だ。

Yボタン:ジャンプ→つかみ

これは管理人が基本的にジャンプ入力はXボタンでやっており、Yボタンを使うことが殆どなかったため、何かよく使うボタンを代わりに設定しようかなと考えて、つかみにした次第だ。

つかみボタンは主力技でよく使うものであり、それでいてデフォルトのつかみボタンである、Zボタンより入力しやすいというのがある。また管理人の場合、右上のボタンはガード関連の操作を1点に担っている為、必然的に忙しくなりやすいというのもある。

そしてつかみボタンは、空中では回避や受け身操作にもなるため、咄嗟の受け身(特に崖受け身)が取りやすくなったというのもポイント。また、ちょっとしたテクニックではあるが、この位置につかみがあることで、X(ジャンプ)→Y(つかみ)とずらしての最速入力がしやすくなり、小ジャンプ最速空中回避がとても簡単になったというのもある。これだけで大きく有利になるというものではないが、少しでもより多くの選択肢を用意しやすくなるという点は評価に値するのではなかろうか。

Yを掴みにするデメリットとしては、Aボタンと近いため、間違ってYボタンの方を押してしまい、攻撃したつもりが回避に化けてしまう時がある点だ。これは投稿している対戦動画でも何度かやってしまっている。どこにあるか探してみるといいだろう。
こればかりは、慣れでどうにかするしか無い。

またYジャンプにしている人からすれば、この選択肢は入らないことも多いだろう。その場合は使わないXを違うボタンに設定すれば良いだけの話ではあるが。

Cスティック:スマッシュ→攻撃

まずこれを語る前に、Cスティックがスマブラforになってから、凄まじく改悪されたことを語らねばなるまい。CスティックはスマブラDXの時より、その有用性から大いに活躍していたのだが、面白いことにDX→X→forと世代が進むに連れてどんどん改悪されている面白い歴史がある。初めはそこから話していこう。

【DXのCスティック】

  • 地上では溜めなしスマッシュを打てた。これにより、スマッシュの発生が速過ぎて通常のスマッシュ入力では、少しの間ホールド入力になって発生の速さが活かしきれない事態になることを防げた。
  • 前後上下の空中攻撃をCステ一つで入力できた。このことにより、左スティックで微細な空中制御をしながらの各種空中攻撃が可能となる。
  • ヒットストップずらしにも貢献した。左スティックとはずらし入力の判定が別の扱いになっており、このことで通常のヒットストップずらしより簡単に大きくずらせるように。通常では困難な床受け身等のテクニックが実用レベルになる貢献を見せた。
  • 数少ない大きな短所として、『一人モードではCステで攻撃できず、カメラのズームになる』という誰得仕様があった。対戦では問題ないが、これによりトレーニングモードがまともに機能しないハメに。

【XのCスティック】

  • DXとは違い、Cステ下入力だけで急降下が勝手に出るようになった。急降下の有無は左スティックで容易に選択できたので改悪に。
  • ジャンプ以降中のとある1FのタイミングでCステを入力すると、空中攻撃が出ずに空中横移動の慣性がCステの影響を受けることに。出せたはずの空中攻撃が出ない上に、Cステによる空中横移動の狂いによって計算外の挙動が生じることがある。
    幸い、そうなる瞬間は1Fのみであり、タイミングも一定であったため、気をつけてその1Fを避けるようにすれば防ぐことは可能。
  • Xから一人モードでもCステが機能するように。やったね!

【forのCスティック】

  • 何を血迷ったか、今作からCスマッシュだと『Cステ入力中、左スティックの操作を一切受け付けない』仕様に。
    今まで出来ていた空中攻撃での微細な制御が困難・不可能になる。
  • Cステでスマッシュホールドが出来る仕様になり、Xまで問題なく出来ていた、各種最速スマッシュが困難な状態へ逆戻り。上記の左スティックによる制御を一切受け付けない仕様もこれが原因であると思われる。
  • Xまで出来ていた、Cステによるヒットストップずらしの削除。ヌンチャクコントローラ(振ってスマッシュ)であれば例外的に可。

上記のように改悪の一途をたどっているのが分かる。その中で最も致命的な問題が、『Cステ入力中、左スティックの操作を一切受け付けない』という一点だろう。決して誰も得しないこの仕様は、管理人にとって唯一とも言っていいforの一切擁護不能な改悪点だ。せめてCステでスマッシュホールドの有無がキーコンで設定できれば、上記の問題点は殆ど解決できただろうに。その点だけが残念でならない。(途中で追加されたABスマッシュなんかよりやるべきことがあるだろうわなにをするやめr)

さて、話が逸れてしまったが、とにかくこの空中での微細な制御が出来なくなるCスマッシュでは、管理人が使うファルコンの膝や空上の精度に致命的な影響が出るのは避けようがないため、CスマッシュからC攻撃へ変更した訳なのである。

ただし、これにもデメリットも存在する。空中攻撃の制御はCステを攻撃にすることで解決するのだが、この設定にすると、斜め45度にCステ入力をした場合に、空NAが(地上では強攻撃が弱に)暴発する事態に。最も、Cステ斜め入力の空NAに関しては、最大空中横移動をしつつ空NAが出せるので、人によっては一概に短所とも言えないところではあるが。

もう一点のデメリットとして、ダッシュ反転横スマッシュの難易度が大きく上がる点だ。Cスマッシュであれば難しくなかったこの横スマ入力が途端に難しくなる。新たに追加されたABスマッシュを使う等して補うよりほか無い。

管理人は、これらのC攻撃によるデメリットを考慮しても『空中攻撃関連のCスマッシュのデメリットをほぼ全て解決できる』C攻撃のほうがメリットが大きいと判断したので、C攻撃に変更した訳である。ここも意見が別れるところであり、空中での微細な制御はあまり必要がなく、寧ろスマッシュを多用するような立ち回りであるのなら、C攻撃にすると却ってやり辛くなる可能性も十分に考えられる。また空NAや弱の暴発があまりにも多発するのであれば、Cスマッシュにした方がまだマシであるケースも当然考えられるであろう。それらの点はしっかり熟考してから判断せねばなるまい。

自分にとって理想のキーコンを考えてみよう

ここで述べたキーコン設定及びその理由は、飽くまでも管理人基準であることを理解して頂きたい。無論、これらは参考程度にしておき、その中で自分にとって一番合うキーコン設定を見つけ出すことが最も理想的ではあることは間違いない。

プレイヤーの中には、キーコンはデフォルトが一番やりやすいという人もいるだろう。それもまた選択肢だ。一番大事なことは、そのキーコンが自分にあった設定であるかどうか。この1点に尽きる訳である。

それを理解した上で、自分だけのキーコンを見つけ出すのも楽しいものだ。普段中々できずに諦めかけた操作難度が激変する可能性も、このキーコン設定には秘めているのだ。是非自分だけの理想的なキーコン設定をし、より快適なスマブラライフを楽しんで欲しい。

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コメント

  1. まっさお より:

    私はキーコン決めは結構難航しました。やはりCステの扱いをすごく悩むんですよね
    結局攻撃にしましたが、ただ左スティックを浅く素早く入れる感覚を忘れないように、たまにCステスマッシュでもやっています

    次回作はどんな扱いになるのやら…という感じですね

    • サウザー より:

      Cステの扱いには本当に困りますよね。改悪されたばかりに…。
      次回作に関しては、どんな使いになっているのか。そもそも実際に出てくるかどうかも分からないですけどね。

  2. 桃色球 より:

    個人的にCステ空中攻撃は持続が長い空前を壁貼り感覚で使う(スティックだと慣性で前に進んでしまいやすい)ときに便利だったので、変えるのを辞めたりしました。テンプレや最適パターンがキャラによって違うのはなかなか面白いですね。

  3. とあるスマブラー より:

    私もこの記事を読み、キーコンフィグを弄った者なのですが、このRジャンプというのは最速入力を行いたい時のみに使うものなのですか?
    というのも、元々Xボタンのみをジャンプ操作にしていたため、どうにもジャンプの選択が二択あるとやりにくいのです。
    Rジャンプのタイミングを教えてください。

    • サウザー より:

      おっしゃる通りで、最速ジャンプの使い方がメインです。それ以外ではあまり使いません。
      空上や膝の追撃を最速で行うために使います。

  4. アイク先生 より:

    C入力中に移動を受けつけないのは普段Cステ使わない人に合わせた仕様でしょうね。
    操作スキルの差が広がりすぎないようにするための初心者優遇処置って感じ?

    • サウザー より:

      実はCステの移動を受け付けない仕様は、原因がほぼ特定出来ていて、今作からCステだけでスマッシュホールドが出来るようになったからと言うのが、一番可能性として高いです。
      ホールドするのと左スティック入力が出来ないことは無関係ではないかと。