崖奪いは、撃墜に直結する場合もあるため、対策必須レベルだ。
崖奪いの仕様や使い方に関しては、前回の記事で述べさせていただいた通りだ。そして、自分が崖奪いをされた場合、確定追撃を喰らって撃墜されたり、非常に不利な復帰を強いられる為、対策の必要度も相応にして大きい。今回はそんな強力な崖奪いの対策を解説していく。
崖奪いを直接防ぐ方法
崖奪いを直接防ぐ方法は例外を除いて3つしか無い。基本的に以下の方法でしか崖奪いを防ぐことは出来ないことを覚えておこう。
- 最速崖登り攻撃
- 最速崖登り回避
- 最速崖登りジャンプ
そして、上記3つの行動は、崖掴まり硬直中に先行入力しなければならない為、相手の崖奪いを見てから防ぐことは難しい。ある程度、相手の崖奪い行動の前兆を感じ取って対処するしか無いだろう(ダッシュで崖へ向かっている時など)。崖端で何もしないで待っている場合も、崖奪いを狙っている可能性は十分ある。最速崖登り攻撃は、ハイリスク・ローリターンなのであまりオススメできない。最速崖登りジャンプをメインにしつつ、時々最速崖登り回避を行うぐらいの感じで良いだろう。
また、この3つの行動以外で崖奪いを防ぐ方法も例外的に存在する。崖が垂直になっているステージ(終点化ワイリー基地など)限定の方法だ。それでいてなおかつ壁蹴り(壁ジャンプ)が出来るキャラ限定だ。
方法は簡単で、崖(ステージ)と反対の方向にスティックを倒し続けるだけ。これだけで、崖奪いのモーションが何故か壁蹴り動作へキャンセルしてしまう。すぐに動けるため、硬直は無いも同然。崖を奪われた側が有利にもなってしまうとんでもない仕様。
恐らく、制作者側が意図していないバグであると考えられるが、現在もアプデで改善されていない。しかし、なんであれ、状況とキャラ限定ではあるが、崖奪いを確実に防ぐことが出来る方法なので、使える場合は積極的に使っていこう。
間接的に崖奪い追撃を防ぐ方法
直接防ぐ方法は上記に述べたとおりだが、崖奪い追撃を間接的に防ぐ方法は別に存在する。
それは崖掴まりのタイミングをずらすことだ。崖奪い追撃は、こちらの崖掴まりの直後に相手が崖掴まりをしないと成立しない。つまり、崖掴みを相手が意図しないタイミングですることにより、崖奪い追撃を不発に終わらせることも出来る。全キャラ共通で、崖付近でスティックを下に倒しておけば絶対に崖掴みをしないので、それでタイミングをずらしてみたり、復帰の軌道を変えて崖掴みを遅らせたりしてみると良いだろう。
相手がどのぐらい崖奪いを狙ってくるのか
崖奪いの使用頻度は、プレイヤーによって全く違ってくる場合が多い。崖奪いを積極的に使ってくるプレイヤーは、崖奪いに意識を集中して、最速崖登りをする準備をしたり、崖掴まりのタイミングをずらすなりして備えよう。逆に崖奪いを殆ど使って来ないプレイヤーの場合は、撃墜に影響する%にならない限り、殆ど警戒しなくて良い。その場登り、崖離し、様子見を多用して、タイミングをずらしつつ相手に簡単に崖登りを狩られないようにしよう。安易に最速崖登りばかりしていると、それこそ簡単に崖登りを狩られてしまうからだ。
崖奪いの警戒度は相手のキャラに大きく依存する
キャラには、崖奪いを殆ど警戒しなくて良いキャラと、警戒するべきキャラが存在する。警戒するべきキャラは、崖奪い追撃が撃墜に直結するキャラで、前回の記事にも書いたが、ガノンやロックマンが該当する。彼らに崖奪いをされた場合、こちらの蓄積%が高ければ問答無用で撃墜されてしまうので、相手が普段は崖奪いをしないプレイヤーであっても最大限警戒するべきだろう。
逆に崖奪い追撃が大して怖くなかったり、そもそも崖奪いからの追撃がまともに出来ないキャラは、警戒度も下がる。代表的なキャラを挙げるとすればシークが該当し、彼に崖奪いをされると確定で空後ろ追撃をもらってしまうが、大して痛くはない。それよりも安易に崖登りを狩られて、掴みや針などから撃墜への展開に持って行かれることの方がよっぽど怖いので、筆者は、シークの崖奪い追撃は喰らっても上等という気持ちで、殆ど警戒していない。(あ、シークは彼ではなく彼女だったね。ごめんなさい。)
ガノンの崖奪い空後ろは、一撃必殺級の威力!
相手のキャラ、プレイスタイルに合わせた柔軟な対処が必要
崖奪いの対処方法は、あるにはあるが、相手に崖登りを狩られやすくなったりする等リスクも存在する一長一短な存在だ。だからこそ、相手のキャラや崖奪いを狙ってくる頻度を鑑みて対応しなければならない。崖登りや崖奪い対策は、プレイヤーの癖も出やすい所だ。相手に簡単に読まれないようにする工夫も求められるだろう。