対戦会や大会に参加してみよう

もしも、自分は実力不足で、それが恥ずかしくて対戦会や大会に参加するのをためらってしまうのなら、それは非常に勿体無いことだ。
オンラインでは味わえない会場の雰囲気や盛り上がりは、実際に対戦会や大会といったイベントへ直接参加しないことには始まらない。大規模な大会は配信されていることも多いが、やはり実際に足を運んでみるのとでは、大きく違う。

会場の雰囲気を楽しめるだけでなく、多くの人と交流を深められる数少ないチャンスでもある。最近の大会では、対戦後に待っている人がいれば必ず交代するようにというルールを設定している所もあり、声を掛けづらいとされる新規参入者に対する配慮も見られる。

筆者がスマブラ界に入ったきっかけは大会

実は筆者のスマ界への初参戦のきっかけも大会である。
忘れもしない、筆者のスマブラ界（スマ界）デビューは、実は大会だったのだ。（当時はスマブラDX中期～後期の時代）

スマブラ界と言うのは、簡単にいえばスマブラを対戦格闘ゲーム並にやり込んでいる人たちの世界のことだ。その頃の筆者はスマブラがオフライン（オフ会）を通じて盛んに対戦していることすら知らなかった（これは今ほどネットの情報が充実してなかったのもある）。

スマ界に参入する前の筆者は、身内だけでひたすらスマブラの腕を競い合うような感じであったが、やがてみんなやり込みについてこれず、対戦相手がいない状態になっていた。

しかしある時、スマブラの大会が存在することを偶然にも見つけ、興味を示したのだ。そして、大会へ参加し、そこで他の参加者と交流を深め、オフ会等にも積極的に参加。どんどんのめり込んでいったわけだ。

このように、大会に参加すること事態、自分の周りのスマブラの世界が広がる、大きなきっかけへとなりうる。幸いにも現在、色んな地域でスマブラの対戦会や大会を開催しているので、それを調べて参加してみても良いだろう。

大会主催者への提案

新規参入者の件で、大会主催者へ提案がある。実はこっちの方が本題かもしれない。

新参者が大会へ参加する時、周りに顔見知りが一切いない状態では、例え大会等のイベントへ参加できても、その後の交流のきっかけが掴みにくいと考えられる。

そこで提案であるのだが、各大会で殆ど用意されている名札に、現住所（都道府県単位で）を書く欄を用意してみてはどうだろうか。特に大規模な大会ともなると、はるばる遠方から遠征者が来ることも珍しくない。特にプレイヤーも少ないと予想される地方同士、顔は知らないが地方が一緒だった場合、そこから交流への大きなきっかけとなる可能性も充分にある。

実際、筆者の初参加の大会では、名札に都道府県を書く欄があり、そこで自分と同じ都道府県の者を見つけて、それがオフラインでの交流の足がかりへとなったのだ。

これが非常に印象的だったので、これを他の大会でも是非真似て欲しいと筆者は思っている。

大会や対戦会を通じて更に界隈がさらに発展するきっかけへとなるのであれば、それはとても喜ばしいことだろう。