ドンキーコングのキャラ感

※キャラ感の記事は、以下の3点を注意してご覧いただきたい

  1. キャラの攻略情報ではないこと
  2. 筆者の主観が入りまくりの考察となること
  3. キャラの長所だけでなく短所も容赦なく述べること

ドンキーコングの特徴

ドンキーコングと言えば、64の世代からいる皆勤賞のうちの一人。その体格の大きさからも察するに、重くてパワーのあるキャラという位置づけであった。しかし、体格の大きいパワーキャラというのは、スマブラというゲームでは、他の格ゲーと同等かそれ以上に不遇の扱いを受けやすい傾向にある。喰らい判定の大きさは、ステージが広いスマブラというゲームにおいては特に不利な傾向にあり、相手の追撃やバーストの拒否が難しくなるのは勿論、キャラ限定のコンボを喰らってしまうこともよくある。

事実、64世代でのキャラランクは最弱候補の一人と言われており、DX世代でも下位~中堅キャラの位置づけであった。X世代になると、各種スマッシュの威力・吹っ飛ばし力が大幅に向上し、空中技の性能も劇的に向上、またそのようなパワーの割に、スピードもある程度持っていたことから、大幅なキャラ性能の向上が見られたが、特定のキャラに対し、ボタン一つで可能な致命的な永久ハメ(投げ連)を喰らってしまうというデメリットがあったため、やはり大会で台頭することは無かった。

それでは、今作(for)はどうか。今作では投げ連というハメそのものが無くなったので、Xのドンキーコング使いは歓喜するかと思いきや、Xと比べて技のリーチ・パワーダウンを大きく受けてしまい、厳しい立ち回りをかつて強いられていた。

まず、DX世代から立ち回りで非常に頼りになっていた(生命線と言っても良い)、空後ろが弱体化し、さらにスマッシュの威力・性能も低下。この影響で、パワーキャラにあるまじき火力の低さ・バーストの困難さを露呈してしまい、デカキャラの短所のみ大きく目立つということになった為、ドンキーコング使いは悲しみを背負っていた。

しかし、そんなドンキーコングにも、アプデによって大きな転機が訪れる。それは、リフティングによる、極めて強力な投げコンボの取得である。リフティング(上)の吹っ飛ばし力が低下したため、ダメージ稼ぎから、撃墜まで投げで出来るようになった。

今までバーストに苦労したキャラが、投げで撃墜コンボが出来るようになったと言うのは、極めて大きい。特にガードが強いスマブラというゲームでは尚更のことである。これによりアプデ後は一転、投げキャラという一芸特化の性能をもつキャラになり、大会でも結果を残せる程度には前線で活躍できるレベルになったと言えよう。

ドンキーコングを使う場合、ダメージを稼ぐにしろ、撃墜をするにしろ、投げを如何にして通すかだけを考えれば良いので、勝つための道筋・立ち回りが極めてシンプルで扱いやすいというのが最大の特徴だ。

スマブラの基礎力を高めた後に、すぐにでも結果を残したい、勝ちたいと言う初心者には特にオススメできるキャラと言えよう。はっきり言って、使い始めてから勝てるようになるまでの手軽さは、恐らくマリオよりも上と言って良い。それほどまでにシンプルかつ強力な戦法を持っているキャラであるのだ。

今作になってようやく、デカキャラらしいパワーと、それに見合わなぬそこそこのスピードを持つキャラとして、今日も様々なプレイヤー・キャラに対してプレッシャーをかけていることであろう。

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ここがいけない、ドンキーコングの短所

さて、投げキャラという不動のポジションを得ることが出来たドンキーコングにも短所がいくつかある。まず、全世代で共通している、体格が大きくて攻撃を喰らいやすいという短所は相変わらずあるため、相手の攻撃を完全に拒否することは難しい。その為、不利な状況ではシビアな立ち回りを強いられることが多い。着地や崖登りといった不利状態からのリカバリは、他のキャラ以上に苦手であり、一度相手に流れを掴まされると一方的に殴られ続けることも珍しくない。復帰に関しても、上Bの上昇量が少ないため、例え崖掴まりのタイミングをずらそうとも為す術なく復帰阻止されて簡単に撃墜されてしまうこともよくある。また相手の踏み台による事故死も他のキャラ以上に気をつけないといけないだろう。

このように、守り面での脆さが露呈するため、プレイヤーによる追撃拒否のスキルが大きく問われることになる。最も、この面は基礎を確立することである程度フォローすることが可能なので、腕の見せ所とも言えるかもしれない。

しかし、数ある短所の中には、プレイヤーではどうすることも出来ない、フォローが出来ないレベルの短所も持ち合わせている。

それは、致命的なまでに相性の悪いキャラがいるということだ。こちら側もキャラ変えを検討しないといけないほどに、相性の悪いキャラが存在する。64世代から天敵と言えるような不利なキャラが存在していたため、ある意味ドンキーコングの宿命とも言えるかもしれない。

その致命的なまでに相性が悪いキャラというのを挙げると、村人やロゼッタ&チコ(ロゼチコ)、トゥーンリンク等が該当する。

村人は、パチンコを始めとした飛び道具による弾幕で、ものすごく辛い立ち回りを強いられる上に復帰阻止のされ易さも尋常ではない。スマブラを知らない人に村人対ドンキーコングの試合を見せてもドンキーコングの辛さが容易に分かる程度には辛い組み合わせである。

ロゼチコは、彼女の圧倒的な判定の強さと着地狩り・復帰阻止の強さを前に為す術ないこともしばしばである。チコ相手に常に苦しい立ち回りを強いられるのも辛い。トゥーンリンクは、常に飛び道を撒きながら空中にいることが多いため、近づくのにも苦労するし、飛び道具をやり過ごすのにも苦労する。

そしてこれらのキャラを相手する上で最も致命的な点は、主力の投げコンによる撃墜が出来ない・ほぼ不可能な点であることだ(特にロゼチコとトゥーン)。リフティング(上)→空上という撃墜確定コンボは、相手の浮きにくさに依存していることが多い。相手が浮きにくいほど、リフティング後の空上が繋がる%帯が広いのだ。しかし、上記に挙げたキャラはふわふわしているため、この%帯が非常に狭い。ここから更に被ダメ補正(ホカホカ補正)による吹っ飛ばし力上昇の恩恵を悪い意味で受けてしまい、更に繋がりにくくなる。ドンキーコング使いから聞いた話であるが、撃墜確定コンボを彼らに決めるのは現実的ではないらしい。

彼らに投げから撃墜を狙うようにするためには、読み合いに持っていってなんとかするしかないだろう。最も、その読み合いが出来るかどうかも怪しい所はあるのだが。

一つ、幸いな点を挙げるとすれば、上記のキャラはどちらかと言うとマイナー寄りなキャラであるということか。流石に殆ど使ったこともないプレイヤーが上記のキャラでドンキーコングを相手にするのは厳しいものがある(Xの時代では掴むことさえ出来れば即死だったため、この限りでは無かったのだが)。

まとめ

勝つために必要なことの分かりやすさ・シンプルさは全キャラ屈指とも言えるキャラだ。近距離で掴みからの読み合いを積極的に仕掛けたいプレイヤーからすれば、ドンキーコングはとても馴染みやすいキャラと言えるだろう。掴み・投げコンボありきのキャラなので、良くも悪くも相手キャラやプレイヤーの影響を受けやすい点は気がかりではあるが、掴みが主力の為、相手のガードに滅法強い点は大きく評価できる。

しかし、シンプルであると言う点は、逆に言えばプレイヤーによる応用ではどうにもならない所があり、限界が見えやすいとも言えるだろう。だからこそ、プレイヤー側も使っていて勝つために必要なことが分かりやすいというメリットにもなれば、短所がシンプル過ぎてフォローのしようがないというデメリットにもなり得るわけだ。

しかし、それらの性質をしっかり理解して、ドンキーコングを使いこなすことが出来れば、どのキャラよりも早く、プレイヤーを勝利へ導いてくれるかもしれない。それだけのポテンシャルを秘めているのである。

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コメント

  1. デクの実 より:

    ドンキーはやはり弱キャラですか…
    リフコンしか取り柄がないと言われればそうですが、初心者が扱うにしてもデデデやアイクの方が使いやすいのが実情ですね…(しかもアイクには下投げ空前というお手軽コンボすらあるし)
    容赦のない評価ですが、それを承知した上で使いこなす人は多いと思います。
    今作は弱キャラでも愛があればなんとか土俵に立てる(際どい)バランスですしね。

    次回のキャラ感はやはりCFか!?それともメジャーキャラか強キャラか?
    選別基準がちょっと不明瞭なので、次回予告な感じで紹介キャラを発表してもらいたいです。

    • サウザー より:

      ドンキーがforで下位キャラに甘んじていたのは、飽くまでもアプデ前の話です。
      アプデ後は、「大会でも結果を残せる程度には前線で活躍できるレベルになった」と評価しています。本文をよく読んで下さい。

      次回キャラの予告についてですが、マリオのキャラ感の記事で投稿時期は不定期であると明言しているので、申し訳ないですがお断り致します(・_・)。
      誰をいつ書くのか、管理人も分からないのに告知しても仕方が無いですし。

      • デクの実 より:

        申し訳ございませんm(__)m、こちらの早とちりでした。
        どうしても弱いところばかりが目に入ってしまうので…

        キャラ感の更新が不定期なのは良いとして、どのキャラについて書くかも気まぐれということなんですか?

        • サウザー より:

          そうですね。
          そもそもどの記事を更新するのか・出来るのかと言うのも分からないです。
          何故なら記事更新の期限や内容を確約すると、記事のクオリティを一定以上保持することが出来ないんですよ。
          それこそ、一週間ごとに必ず話の続きを書かなければならない、某週刊誌のような事態になります(長期連載物は、殆ど引き伸ばし等が常態化している)。

  2. 桃色球 より:

    アイクもそうだけどアプデで強化された弱キャラはそこそこ多いですね。
    もっともアイクはクラウドがきてからまた、向かい風な感じですけど。

    可能なら次はカービィでお願いします。

    • サウザー より:

      アプデは弱キャラ救済的な意味合いが強いですから、必然的にそうなりやすいと思います。

      キャラ感の記事は誰にするかと言うのは、上記に書いてある通り決まっているわけではないので、約束は出来ないですね…。
      前向きに検討はしますが。

  3. SMG より:

    次はピンク玉か、緑の勇者か、電気ネズミか………。

  4. 初級者 より:

    ドンキーは現在中堅上位といったところですかね?
    段幕系にもう少し抵抗できるなら強キャラな気がしますが・・・

  5. cf使い() より:

    この記事に関係なくて申し訳ないですが、サウザーさんはキーコンをどのような設定にされてるでしょうか?
    キーコンについて触れてる記事はなかったような気がするので質問させていただきました。
    記事更新大変だと思いますが頑張ってください!

    • サウザー より:

      キーコンについては、いつか記事にしようとは前々から思っていました。いつになるかは未定なのでその点はご了承頂ければと思います。

  6. とあるスマブラー より:

    次はクラウドか!?CFか!?はたまたプリンか!?すごく気になります
    体に気を付けて、更新頑張ってくださいね

    • サウザー より:

      ありがとうございます。
      次のキャラが誰かは、その時のお楽しみと言うことで。

  7. とあるスマブラー より:

    いつも更新お疲れ様です。
    リフコンももちろんですが個人的にジャイアントパンチもかなり魅力的です。破格の性能のおかげで相手に否が応でも意識させることができて楽しいです。(相手が飛び道具キャラじゃなければ)

    あと下アピールは他のキャラの追随を許さないですね。

    • サウザー より:

      一発逆転の溜め技を保持できるってだけで強力なので、ジャイアントパンチにも魅力があるのは間違いないでしょう。特に近づかないと戦えない相手ならドンキーにとって尚更です。
      下アピの性能は、硬直時間も含めかなりの性能を誇りますねー。