着地狩りは基礎力を試される瞬間だ


着地狩りにはスマブラの基礎がこれでもかと言う程に濃縮されている。
着地狩りとは、簡単に説明すると相手の着地時の隙を狙って攻撃を当てる事だ。スマブラでは、着地には必ず隙がある。技を何も出さない通常の着地ですら着地硬直がある。よって、千載一遇の攻めるチャンスとなるわけだ。

追撃、暴れ、ガード様子見、回避狩り、間合い管理、読み合い…などなど。これら全てが、着地狩りをするにあたって、必要なスマブラの基礎である。着地狩りは筆者からすれば、基礎がたくさん詰まった、非常にスマブラらしい楽しい瞬間、熱い瞬間であると言える。

スマブラは、他の対戦格闘ゲームより、ステージが広く、空中への自由度が高く、浮かされた後に出来ることが多い(大抵の対戦格闘ゲームでは、浮かされた後は受け身を取るまで何も出来ない)。故に立ち回りにおいてジャンプして空中にばかりいるキャラやプレイヤーも非常にたくさんおり、またこちらが浮かせた後も、確定追撃だけでは、火力を大きく稼ぐことが難しい場合が多い。

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着地狩りの有無で火力は全く違ってくる

攻めのターンを継続するにあたって、重大な事項といえる。何故なら、理論上、以下のようにループして、攻めをずっと継続することすら可能だからだ。

攻撃を当てて相手を浮かす

着地狩りが成功する

着地狩りが決まることで相手が再び浮く

着地狩り成功!
以下、繰り返し(ループ)

スマブラが強い人を相手に対戦した場合、一生浮かされ続けて、着地が出来ず、一生向こうの攻めが継続したままバーストまで持って行かれた、あるいは大ダメージを受けたケースを経験した人も多数いることだろう。上級者は例外なく着地狩りが上手い。着地狩りが下手な上級者はいないと断言しても良いだろう。何故なら、着地狩りはスマブラの基礎の塊だからだ。正に基礎が試される瞬間と言える。

着地狩りはスマブラにおいて世代関係なく最重要事項の一つであった。地上にいる時と比べて、どうしても出来ることは限られるため、どんなプレイヤーであっても、選択肢は限られてくる。つまりその選択肢を適確に潰せる択をこちらが用意すれば、相手に関係なく、着地狩りをすることができ、攻めを継続することが可能。

また着地狩りする側だけでなく、される側も非常に重要と言える。

着地狩りが撃墜・被撃墜に直結する状況が頻発する

大会の配信等で、着地狩り絡みの撃墜が無いことはあり得ないと言っても過言でないほど、着地狩りから撃墜へ持っていく・あるは持っていかれるパターンは多い。

それはすなわち、着地狩りをされる時に、適確な選択肢を用意することは、前の記事で述べさせていただいた、『バースト拒否』に直結するのである。

撃墜されてストックを奪われなければ、負けないゲームで、これは非常に大きい。撃墜に直結する着地狩りをしっかり理解する必要性は極めて大きいし、時間をかけて学ぶ・経験する価値は十二分にあると言えよう。

そこで、次回からは、

  • 着地狩りする側
  • 着地狩りされる側

この2つの視点に分けて、記事を投稿する予定なので是非楽しみにして欲しい。

着地狩りが上手く出来るようになれば、スマブラの楽しさは倍増する。
着地狩りをしっかり自分の中で理解し生かすことが出来れば、基礎の確立に向けて大きく進歩したと言えるだろう。

着地狩りの事をよく分かっていないプレイヤーや、不安があるプレイヤーは、筆者のブログを機に着地狩りについて見なおしてみても良いのでは無いだろうか。基礎は大事なのだ。

コメント

  1. ななし より:

    お疲れさまです。
    初歩的な質問なのですが、上位のプレイヤーのほとんど全員が、吹っ飛ばされている最中に空中攻撃のどれか(例えばCFなら空上)を出していますが、あの行動にはどういったメリットがあるのでしょうか?

    • サウザー より:

      吹っ飛ばされたまま、何も行動をしないでいると、ダウンしてしまいます。ダウンは通常着地と違って大きな隙が生まれるため、それを避ける為に空中攻撃のどれかをしているのが理由の大半でしょう。