【動画・画像付き】浮かした後のリターンの取り方

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対戦動画から学ぶ

浮かした後に火力をどうやって取ればいいか。何度か記事で記載させていただいたが、百聞は一見にしかずとも言うので、今回は、動画と画像付きで筆者の解説を交えようと思う。
今回参考にする動画は、筆者のプロフィール欄にも載せてあるこの動画だ。これを例に実際にどのようにしてリターンを取っていったのか解説していこう。

この動画は、筆者のファルコンであり、下投げで浮かせた膝が非常に上手く決まった動画である。ここでは2スト共に、膝で撃墜することが出来たため、ルカリオの波動を発揮させる前にケリをつけることが出来た。ルカリオに限った話では無いが、浮かせた後の最大リターンは大体、撃墜出来ることであるわけだから実質、下投げで浮かせた後に最大リターンを取れたも同然であろう。

しかし、これは決して偶然ではない。この時はこうするし、あの時は違う選択肢を用意すると、筆者が予め想定したからこそ、今回のような早期撃墜が実現できたわけである。

これが出来ると出来ないのとでは、大きく違うだろう。「マグレ」の一言で終わらないようにするためには、意識・考えを養う必要性が出てくる。基礎と深く関わる話だ。

では、ここからが本題。この時筆者がどのように考えて、浮かせた後に撃墜に持って行ったかを、徹底解説していこう。

まずは1スト目撃墜の解説に移ろう。動画で言う30秒あたりの所だ。※YouTubeの直撮りなので画像が粗いのはご了承を。

対ルカリオ:30秒

この時の筆者の思考ロジックをまとめると以下のようになる。

  • 下投げで浮かせた後、ルカリオは少し外側に吹っ飛んでいるので、膝の追撃を確定で決めることは恐らく厳しいだろう。よって、最速空中回避をすれば確定にはならないだろう。

  • だから空中回避狩りで膝を狙いたい所だが、相手も最速の追撃では膝が確定で届かないと考えている可能性が高いので、暴れやジャンプ逃げをするかもしれないと考えられる。

  • 暴れやジャンプを読んで、最速空中回避されると間に合わないと分かっていながら、最速追撃で膝を狙っていこう。

  • 膝がクリーンヒット!相手を早期バースト出来た!!

1スト目に筆者が下投げをしてから、膝を決めた瞬間までこのように考え、意識していたというわけだ。

次は2スト目の解説に移ろう。動画で言う58秒あたりの所だ。

対ルカリオ58秒

この時は、以下のように考え、意識していた。

  • 1スト目よりも、内側に吹っ飛んでいる。この角度であれば、最速で追撃すると、膝が決まる公算は高い。

  • しかし、この時の筆者は、最速追撃で膝が確定すると言う判断が遅れてしまった。(ダッシュでない下投げからの膝はダッシュ掴みによる慣性が乗らない分、決まらないケースが多いのも判断が遅れた理由の一つである)

  • 判断が遅れた分、膝の最速追撃を狙っても回避される危険性が高い。相手は、1スト目の膝による被撃墜のことも換算すると、吹っ飛び角度も相俟って、膝の最速追撃を恐れ、最速空中回避する可能性はきっと存在する。だから次は空中回避狩り膝を狙うことにしよう

  • 膝が回避狩りに刺さった!2スト目も早期バーストして決着を着けることが出来た!!

このようにして、この動画では、下投げから撃墜することが出来たと言うわけだ。

今回は具体例を用いて解説させていただいた。実際、文字による説明に動画や画像を交えて解説すれば、筆者の説明したいことが、より鮮明に伝わり、読者に取っても指標となりやすくなったのではなかろうか。

勿論、このような考えを意識できるようになるためには、研究・対策に時間をかけるだけでなく、経験も大事となってくる。

自分の中で、浮かせた後のリターンの取り方のイメージが鮮明に浮かんできたら、今度はひたすら実戦あるのみだ。経験を重ねて、より適格にリターンを取れるような選択肢を用意していこう!

コメント

  1. スマ4のプレイ時間が108時間の初心者 より:

    この思考ロジックを読んでて思ったのですが、あんなに素早い動きをしていて そこまで綿密に計画を練るのって、物理的に無理では??

    少し前のオフのスマブラ大会で優勝した某氏は、「あまり色々と考えすぎると、反応が遅れて かえって動きが悪くなるから、感覚で動く事が大事」と言っていたのが個人的に印象に残っています。
    なので、こういう風な(感覚的な)直感が大事だと思います。

    • サウザー より:

      そのことについて大きく関係する記事を作成したのでそれを見て頂ければと思います。
      ここでいう思考ロジックについてですが、直感で殆ど時間をかけずに操作へ反映する事は不可能ではないです。しかし、それを実現するためには基礎がある程度確立出来ていることが前提となっているのもまた事実です。
      参考URL[http://teiougaku.net/2017/04/15/post-946/]